歯ブラシの正しい保管術

雑菌まみれ…? 歯ブラシの正しい保管術3つ★All About2015/4/26

■歯ブラシの正しい管理法:残念ながら、毎日使用する歯ブラシに完璧な無菌管理はありません。そのため対応可能な範囲で細菌の繁殖を防ぐことを考えます。

★付着物は完全におとす

★乾燥

★早めに交換


@付着物は完全に落とす: 使用したあとの歯ブラシには、歯磨き粉、食べカスやプラークなどが大量に付着しています。流水下で強めにブラシを指で動かして、それらを出来るだけ取り除くようにします。すすぎは特にしっかり行うようにしましょう。

 

@とにかく乾燥: 外部からの汚れを防止するためにキャップをしたり、ケースにしまい込むよりも、使用後の歯ブラシが早く乾燥することを重視するようにします。可能であれば立てて保管し、他人の歯ブラシと毛先が接触しないようにすることが大切です。さらに、使用する前に歯ブラシが乾燥した状態であることを確認します。乾燥が間に合わないようであれば、2本の歯ブラシを交互に使用するようにするのも良いでしょう。

 

@歯ブラシは早めに交換: 歯ブラシの交換時期は早ければ早いほど良い状態を保てますが、コスト面やいろいろな制約があるため、次のような点に注意して交換しましょう。

 

■雑菌歯ブラシの確認方法と交換時期: 歯ブラシの交換の際には、主に3つのチェックポイントがあります。

 

1)食べカスの詰まり具合: ブラシの植毛されている付け根の部分に汚れが残っていると、雑菌が繁殖する原因になります。しかも、使用しているうちに雑菌の量が徐々に増えてくる傾向があります。十分な洗浄を行なってもとれない汚れが溜まってきたら、交換を検討してください。

 

2)毛先の摩耗: 最近ではさまざまな技術により、歯を磨きやすいように毛先の形状を加工した歯ブラシが発売されています。ただ、使用しているうちに歯ブラシの毛先は徐々に磨り減り、毛先が磨耗した歯ブラシでは十分な清掃効果が得られなくなります。

 

3)毛先の広がり: 毛先が広がってしまうとブラシ1本1本の間隔が広がってしまい、きちんと毛先で汚れを落とすことができなくなるため、清掃効果が弱まります。裏技としては、歯ブラシを熱湯につけることで広がってしまった歯ブラシが元に戻ることもあります(ナイロン製ブラシの場合)。しかし先端の摩耗はそのままになってしまうため、やはり毛先が広がってきたら交換した方が良いでしょう。

 

 歯ブラシは使用している期間が長くなればなるほど、細菌が多く残ってしまいます。やはり定期的な交換が望ましく、できれば1ヶ月に1本程度のペースで交換しましょう。3〜4本まとめ買いしておき、月が変わるごとに新しくしていくと管理しやすくなります。

 

 子どもの場合、歯ブラシを噛みながら磨くことが多く、大人よりも早めに毛先が開いてしまうことがあります。そのため、子供の歯ブラシの交換時期は大人よりも早いサイクルになるのが普通です。

 

 また、電動歯ブラシの場合には、流水で流しながらブラシを振動させて汚れを落とすことができることや、交換ブラシのコストが歯ブラシに比べて高価になることから、3〜4ヶ月程度で交換するのがオススメです。

■実は歯ブラシは雑菌まみれ

 

歯ブラシの歴史は古く、ADA(American Dental Association)によると約5000年前の古代文明の頃より使用されていたとのことです。初めは小枝を噛んで繊維状にし、それをブラシとして食べ物のカスを取り除いていました。500年ほど前からは、骨や木の柄に豚やイノシシの毛などを取り付けた物が使用されていたようです。現在発売されている歯ブラシの多くはナイロン毛が使用されていますが、これが発売されたのが1938年と意外に歴史は浅いのです。

 

食事に使う箸・フォーク・スプーンなどは、洗剤を使ってきれいにしている人が多いでしょう。しかし、同じように口の中に入れて使う歯ブラシは、現在までそれほど衛生的なスポットを浴びてきませんでした。実は使用後の歯ブラシには、箸とは比べ物にならないほどの細菌が付着した状態になっています。