ノーベル賞

ノーベル文学賞の2017年の受賞者が、日本時間の今晩8時に発表されますね。

 

2016年までの日本人の、ノーベル賞受賞者は25人です。

 

 

1949年度受賞者(物理学賞):湯川秀樹 ゆかわ ひでき (1907-1981

物理学者。東京生まれ。京都帝国大学理学部卒。原子核の陽子と中性子を結びつける粒子、中間子の実在を予言。

後にセシル・パウエル博士らによって発見され、この功績からノーベル物理学賞を受賞。

 

1965年度受賞者(物理学賞):朝永振一郎 ともなが しんいちろう (1906-1979

物理学者。東京生まれ。京都帝国大学理学部卒。水素原子のスペクトルの観測データと予測値のずれの解決に、

かねてから提唱していた超多時間理論が有効であると考え、これを発展させた「繰り込み理論」を完成させたことにより、ノーベル物理学賞を受賞。

 

1968年度受賞者(文学賞):川端康成 かわばた やすなり (1899-1972

小説家。大阪生まれ。東京帝大国文学科卒。『招魂祭一景』(1921)で菊池寛に認められ、新感覚派の代表とされた。代表作『伊豆の踊子』(1927)や『雪国』(1935-1937)は、抒情性が高く国内だけでなく、海外でも多くの言語に翻訳されて読まれている。日本初のノーベル文学賞を受賞。

 

1973年度受賞者(物理学賞):江崎玲於奈 えさき れおな (1925-

物理学者。大阪生まれ。東京大学理学部物理学科卒。「半導体におけるトンネル現象の実験的発見」により

ノーベル物理学賞を受賞。

 

1974年度受賞者(平和賞):佐藤栄作 さとう えいさく (1901-1975

政治家。山口県生まれ。岸信介氏の実弟。東京帝国大学法学部卒。首相在任中、非核三原則を提唱するなど

太平洋地域の平和に貢献したとして、アジア初と言われたノーベル平和賞を受賞した。

 

1981年度受賞者(化学賞):福井謙一 ふくい けんいち (1918-1998

化学者。奈良県生まれ。京都帝国大学工学部化学科卒。化学反応と分子の電子状態に関する「フロンティア電子理論」を樹立し、日本初のノーベル化学賞を受賞。

 

1987年度受賞者(生理学・医学賞):利根川進 とねがわ すすむ (1939-

生物学者。愛知県生まれ。京都大学理学部化学科卒。「抗体の多様性生成の遺伝的原理」の発見により、

日本初のノーベル生理学・医学賞を受賞。

 

1994年度受賞者(文学賞):大江健三郎 おおえ けんざぶろう (1935-

小説家。愛媛県生まれ。東京大学文学部仏文学科卒。大学在籍中にサルトルの全作品を原書で読破し、

『奇妙な仕事』(1957)が東京大学新聞の五月祭賞を受賞するなど、卒業するまで活発に創作活動を行った。

その後『飼育』(1958)で芥川賞を得て注目され、『個人的な体験』(1964)は新潮社文学賞を受賞している。

ノーベル文学賞を受賞。

 

2000年度受賞者(化学賞):白川英樹 しらかわ ひでき (1936-

化学者。東京生まれ。東京工業大学理工学部化学工学科卒。電気を通すプラスチック、ポリアセチレンの発見によりノーベル化学賞を受賞。

 

2001年度受賞者(化学賞):野依良治 のより りょうじ (1938-

化学者。兵庫県生まれ。京都大学工学部工業化学科卒。ルテニウム錯体触媒による、不斉合成反応の研究が評価され、ノーベル化学賞を受賞。

 

2002年度受賞者(物理学賞):小柴昌俊 こしば まさとし (1926-

物理学者。愛知県生まれ。東京大学理学部卒。岐阜に建設された素粒子観測装置、カミオカンデで素粒子ニュートリノを世界で初めて観測したことにより、ノーベル物理学賞を受賞。

2002年度受賞者(化学賞)田中耕一 たなか こういち (1959-

化学者。富山県出身。東北大学工学部電気工業科卒。1983年、京都市にある島津製作所に入社。

同社で研究を続け「生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発」によりノーベル化学賞を受賞。

 

2008年度受賞者(物理学賞):南部陽一郎 なんぶ よういちろう (1921-2015

理論物理学者。福井県生まれ。現在はアメリカ国籍。東京帝国大学理学部物理学科卒。「自発的対称性の破れ」の発見によりノーベル物理学賞を受賞。

2008年度受賞者(物理学賞):小林誠 こばやし まこと (1944-

理論物理学者。愛知県生まれ。名古屋大学理学部物理学科卒。

益川敏英氏と合同で「CP対称性の破れ」を理論的に説明した「小林・益川理論」を提唱。

その正しさが認められたことにより、ノーベル物理学賞を受賞。

2008年度受賞者(物理学賞):益川敏英 ますかわ としひで (1940-

理論物理学者。愛知県生まれ。名古屋大学理学部卒。小林誠氏とともに「小林・益川理論」を提唱。

ノーベル物理学賞受賞。

2008年度受賞者(化学賞):下村脩 しもむら おさむ (1928-

生物学者。京都生まれ。旧制長崎医科大学附属薬学専門部(長崎大学薬学部の前身)卒。

「緑色蛍光タンパク質(GFP)」の発見・開発によってノーベル化学賞を受賞。

 

2010年度受賞者(化学賞):根岸英一 ねぎし えいいち (1935-

化学者。満州国新京(現・中華人民共和国吉林省長春市)生まれ、日本統治時代の朝鮮京城府(現・大韓民国ソウル特別市)育ち。戦後、神奈川県に引き揚げ。東京大学工学部応用化学科卒。

鈴木章氏らとの共同研究「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」に成功したことにより、ノーベル化学賞を受賞。

2010年度受賞者(化学賞):鈴木章 すずき あきら (1930-

化学者。北海道生まれ。北海道大学理学部卒。「有機合成におけるパラジウム触媒を用いたクロスカップリング」

成功の功績により、根岸氏とともにノーベル化学賞を受賞。

 

2012年度受賞者(生理学・医学賞):山中伸弥 やまなか しんや (1962-

医学者。大阪府生まれ。神戸大学医学部卒。2004年、京都大学再生医科学研究所教授。

2008年、京都大学物質-細胞統合システム拠点iPS細胞研究センター長。

iPS細胞の開発成功によりノーベル生理学・医学賞を受賞。

 

2014年度受賞者(物理学賞):中村修二 なかむら しゅうじ (1954-

電子工学者。愛媛県生まれ。徳島大学工学部卒。1979年、日亜化学工業入社。

現在、カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授。愛媛大学客員教授。青色発光ダイオードの開発成功により、

共同開発者の赤崎勇名城大教授、天野浩名古屋大教授と共にノーベル物理学賞を受賞。

2014年度受賞者(物理学賞):赤崎勇 あかさき いさむ (1929-

工学者。鹿児島県生まれ。京都大学理学部化学科卒。現在、名城大学終身教授名古屋大学特別教授。

青色発光ダイオードの開発成功により、共同開発者の中村修二カリフォルニア大学教授、

天野浩名古屋大教授と共にノーベル物理学賞を受賞。

2014年度受賞者(物理学賞):天野浩 あまの ひろし (1960-

電子工学者、工学博士。静岡県生まれ。名古屋大学工学部電子工学科卒。現在、名古屋大学大学院工学研究科教授。

青色発光ダイオードの開発成功により、共同開発者の赤崎勇名城大教授、中村修二カリフォルニア大学教授、

名古屋大教授と共にノーベル物理学賞を受賞。

 

2015年度受賞者(生理学・医学賞):大村智 おおむら さとし (1935-

有機化学者。山梨県生まれ。東京理科大学大学院理学研究科卒。

現在、北里大学特別栄誉教授。熱帯地域の寄生虫病の特効薬開発に成功したことにより、ノーベル医学生理学賞を受賞。

2015年度受賞者(物理学賞):梶田隆章 かじた たかあき (1959-

物理学者、天文学者。埼玉県生まれ。東京大学大学院理学系研究科卒。

現在、東京大学宇宙線研究所教授。2002年にノーベル物理学賞を受賞した小柴昌俊氏は恩師に当たる。

ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見により、ノーベル物理学賞を受賞。

 

2016年度受賞者(医学・生理学賞):大隅良典 おおすみ よしのり (1945-

生物学者。福岡県生まれ。東京大学大学院理学系研究科卒業後、理学博士の学位取得。

現在、総東京工業大学栄誉教授。

不要物の分解と同時に再利用も行う細胞の働き「オートファジー(自食作用)」の存在を解明したことにより、

ノーベル医学・生理学賞を受賞。