受け口の治療はいつしたらいいでしょうか?
できるだけ早くというのが、ときざね矯正歯科の見解です。
歯の型がとれるようになったら、5歳をめどに 矯正歯科に相談してください。
★2歳半健診、3歳半健診で受け口のお子様には、機嫌の良い時に下顎を後ろに押してくださいとお話ししています。
機能的な反対咬合ならこれで治るかも!(^^)! 知人のお子様はこれで乳歯反対咬合が治りました。
永久前歯が生える時に反対咬合がでましたが、簡単な装置で治りました!(^^)!
★乳歯反対咬合(3歳7か月男の子)★ムーシールド使用、途中でChin capを併用。
機能性の反対咬合です。これを放置すると骨格性反対咬合に変化していきます。
★乳歯反対咬合(3歳11か月男の子)★ 型取りも歯みがきも上手でした
★乳歯反対咬合(6歳男の子)★早く矯正を始めたので上顎の成長がありました
★一卵双生児(受け口)の成長変化
(1992年 クイッテンセンス別冊“咬合の生涯維持”図改変)
★受け口は早く(乳歯列期に)した方がいいですね。
成長とともに頭蓋の縫合部分が癒合し、成人では強固な頭蓋骨になります。お子さまの場合、頭蓋は可塑性に富んでいますので整形力が効きます。10歳を超えるとほとんど上顎の成長は望めません。
★成長期(7歳女の子)(前歯が生えた頃)*短期間で治った方は予後も安定しています。
★成長期(8歳女の子)(前歯が生えた頃)★骨格性反対咬合です。上顎前方牽引装置を11-13時間使いました。
よく頑張りました。5歳(中耳炎)、6歳(口蓋扁桃摘出)の既往がありました。
*********永久歯列(抜歯などにより、上顎前歯の唇側傾斜や下顎前歯の舌側傾斜にて受け口を改善します)
★永久歯列(14歳男子)(ブラケットで治します)★通常小臼歯の抜歯が必要です
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★成人(18歳男性)(下顎臼歯部に矯正用アンカースクリュー併用)(アンカースクリューはこの5年、10年矯正で使われています。
オペ症例であったこの方もこれによりオペなしで治療できました)
★成人になってから*外科矯正★手術は上顎を前方に、下顎を後方に移動します