指しゃぶりをやめさせたいのですが…

子供がもうすぐ小学生になるというのに、指しゃぶりを止めない。叱ってもなかなか治る気配がない。吸いだこがひどくて指の形がおかしくなっている。などなど、お子様(もしくはご自分の?)の指しゃぶりについてお困りの方は、大勢いらっしゃると思います。指しゃぶりは放っておいても自分で止めて治る場合がありますが、なかなかそんな簡単にはいきません。指しゃぶりをやめさせるための方法について考えましょう。

★指しゃぶりの原因★その原因は大きく2つあります。

①眠気*子供は眠くなると心を安らげるために、お母さんのおっぱいを呑んでいる状態と同じような状況を求めます。そこで、お母さんのおっぱいに代わるものとして自分の親指を使います。親指はお母さんの乳首と大きさが同じくらいで、しかも簡単に口に運べて吸いやすい形状をしています。

②寂しさ*寂しくなると遊び相手や話し相手が欲しくなります。ですが相手が居ないと精神的に少し不安定になります。心の隙間を埋めるために指しゃぶりをして、落ち着こうとするのです。一種の精神安定剤の役割といえるでしょう。

 

この2つが原因で共通しているのは、子供が心を落ち着かせたい、安らぎたいと思っているときに無意識のうちに指しゃぶりが起きてしまっています。

 

 

★子供がまだお母さんの胎内にいるとき、指しゃぶりしています★

お腹の中の赤ちゃんは、おなかの中で母乳を吸う練習をしています。指しゃぶりは生理的なことで心配には及びません。

乳児は4、5カ月過ぎになると、そばに来たものを何でも口に持っていってしゃぶります。「これはお母さんの手だ」、「スリッパだ」、「紙だ」とか、いろんなことを学習しています。つかまり立ちとか、伝い歩きとか、一人立ちとかしてくると、指しゃぶりしていたら手が使えない。だから、自然と指しゃぶりは減ります。

1歳半頃になると、積み木を積んだり、おもちゃの自動車を押したり、お人形を抱っこしたり、遊ぶようになるので、昼間の指しゃぶりは普通は減ってきて、退屈なときとか眠たいときだけに見られるようになります。

3歳以降とか学校へ行く前になると、子どもがいよいよ家庭から外へ出ていきます。それで友達と遊ぶようになると、指しゃぶりは自然と減ってきます。5歳を過ぎると指しゃぶりはほとんどしなくなります。

6歳以後になっても稀に昼夜頻繁に指しゃぶりをしている場合、特別な対応をしない限り絶対にやめられません。4歳までにやめるように努力してくださいね。

 

 

★ストレス★指しゃぶりをしているときの子供の心理状態は、不安であったり寂しかったりと精神的に不安定な状態であることが言えます。指しゃぶりをしている子供を見たときは、なぜ指しゃぶりをするのかを考え、その原因となっていることを改善するのが、指しゃぶりをやめる最短の道です。

 

★影響★

①しゃぶっている親指に吸いだこが出来たり、爪が変形してしまったりと指に影響が出てきます。吸いだこは口の中で舌を使って擦りながら吸っている場所に出来ます。爪が変形したり剥がれたりする場合は、吸う力が強すぎる傾向にあります。吸いだこや爪の変形は子供の時期であれば、止めてしばらくすれば元の綺麗な状態に戻ります。

 

②歯並びにも影響を及ぼすことがあります。子供の吸い方や吸う力によって違いますが、ほとんどが出っ歯傾向になり、残りが受け口傾向になります。3歳くらいまでであればまだ乳歯しか生えていませんし、永久歯の歯並びも通常問題なく生えてきますが、4歳を過ぎても止められていない子供は顎の骨格形成に影響してしまうことがあり、永久歯に生え変わるときにも同じように歯並びが悪くなってしまうことがあります。

 

特に吸う力が強い子供に対しては3歳以降注意が必要で、出来るだけ4歳までに止めさせたいところです。

(http://www.glico.co.jp/boshi/futaba/no70/con05_11.htm)

 

★指しゃぶりを止めさせる方法★注意点として、子供と同じ目線の高さで話しながら子ども自身が止めたいと思える環境作りが一番重要だと考えます。また子どもの生活のリズムを整え、外遊びや運動をさせてエネルギーを発散させて、手や口を使う機会を十分増やしましょう。

 

親として子供の体を心配して止めさせるわけですが、頭ごなしに叱って止めさせようとしても子供は理解できません。逆に周りが焦ったり急かしたり押し付けたりと無理矢理止めさせるようとすればするほど、子供にとってはストレスとなりかえって悪影響を及ぼしてしまうでしょう。

 

まずは子供と一緒に指しゃぶりの症状を見て「指しゃぶりを続けているとこれがもっとひどいことになっちゃうよ」と諭してあげましょう。すると子供はまず「指しゃぶり=悪いこと」だと認識してくれます。そして「ママと一緒に頑張ってやめようね」と優しく止めることを勧めましょう。

「指しゃぶりは赤ちゃんみたいだから、段々やめていこうね」

「お手手にはバイキンさんがいっぱいいるからチュッチュするとバッチイんだよ」
また少しでも指しゃぶりをしていないことを褒めましょう。子供にとって褒められるということは非常に効果のある精神安定剤になります。褒められて嬉しくなれば、また褒められるように褒められることをしようとするものです。

 

それでもなかなか素直に止める意思を持ってくれない場合は、市販の指しゃぶり防止対策グッズなどを試してみるのも一つです。
★なかなかやめれない 寝る時の指しゃぶり★

安心感を得るためにしていると考えられます。

やめようねとお話してお子さんが寝る前にまず1~3冊くらい絵本を読んであげて、その後は寝るまでママがお子さんと手をつないであげるというのはいかがでしょう。、絵本を読むときは、一冊だけと言わないで好きなだけ読んであげる。子どもは、眠りながら夢の中でも読んでもらっている気がして、親の無限の愛情に包まれるということです。やめさせるのではなくて自然と忘れられるようにしてください

『最初は大変でしょうが、それでもひたすら話しかけてやったり、手をなでなでしたり背中をトントンしたりして、違う形で子どもに触れてやり、お母さんがそばにいると安心させてやると、いつか疲れて寝てくれます。 1週間も経ちますと、寝る前の絵本と寝るまで手をつないでやることですんなり寝てくれるようになりました。試してみてはいかがでしょうか。(あるお母様の体験から) 』

★指しゃぶり防止対策グッズ★

★“ドクターサム親指しゃぶり矯正器” Sサイズ3858円、Lサイズ3675円

★“マヴァラ バイターストップ” アマゾンでは1575円【2012年3月】

使い方:ハケで直接爪に塗って十分に乾かすだけです。1度塗れば数日間は効き目が持ちますし、重ねて塗れば効果も持続します。子供が指を口に入れた瞬間泣き出すほどの苦みです。色々な方法を試しても全く改善が見られない時の為の、最終手段として使用して頂ければ良いのではないかと思います。